これから流行し始める冬の感染症について解説します。
インフルエンザ
冬に流行する代表的な感染症で、急な高熱・頭痛・関節痛・咳・咽頭痛が特徴です。風邪と症状は似ていますが、高熱が続く点や倦怠感や筋肉痛がひどい点が異なります。重症化すると肺炎など命に関わる
恐れもあるので、ワクチンで予防しましょう(まだまだ受け付けています)。
新型コロナウイルス(COVID-19)
引き続き冬の時期に注意が必要です。以前に比べると重症化しにくくなっていますが、感染力が強いため予防策を徹底することが重要です。ワクチンは来年1月末までですので希望の方はお忘れなく。
ノロウイルス
胃腸炎の原因となるウイルスで、急激な腹痛・下痢・嘔吐・発熱が現れます。集団生活をしている施設(保育園・学校・病院・会社など)での感染拡大が見られます。食品の衛生管理(手洗い・十分な加熱)の徹底が大切です。
マイコプラズマ
マイコプラズマという微生物が原因で発症する呼吸器系の感染症です。今夏以降、既に流行が始まっています。軽い風邪症状から始まりますが、数週間単位で激しい咳が続くのが特徴で、肺炎を起こすこともあります。飛沫感染により広がり、学校や職場などで集団発生しやすいです。
冬の時期は感染症が多く流行しますが、基本的な予防策をしっかりと守ることで、感染リスクを大幅に減らすことができます。特に手洗いやうがい、マスクの着用を徹底し、免疫力を高めるためにバランスの取れた食事と十分な睡眠を心がけましょう。
2024年12月号いんぐ
いくわ診療所 所長 田中啓太
