心不全について
皆さんは「心不全」という言葉を聞いたことがありますか?テレビや新聞などでもよく見かけるようになったと思います。しかし「心不全って何?」「心臓が止まる病気なの?」と、曖昧なままの方も多いのではないでしょうか。
心不全とは?
心不全とは、心臓の力が弱くなり全身に十分な血液を送れなくなった状態のことを言います。簡単に言えば「心臓の働きが弱ってきた状態」です。心不全では、息切れ・むくみ・だるさなど多彩な症状を引き起こします。これらの症状に当てはまる方もいらっしゃるのではないしょうか?それらは年のせいだと思っていませんか?実は心不全のサインかもしれません。
対策はあるの?
2020年の統計になりますが、日本では約120万人が心不全と診断されており、高齢化が進む中で心不全患者さんの数はますます増えています。特に75歳以上の方では、心不全をきっかけに入退院を繰り返すケースも多く、生活の質にも大きく影響します。また、心不全は「根本から治す」ことが難しい病気です。そのため、早めに気づいて対策をすることが重要で、進行を遅らせたり、日々の暮らしを安 定させることができます。
ご案内
お知らせになりますが、2026年10月25日(土)13時半より、いくわ診療所2階・組合員活動ホールひまわりにて「心不全」をテーマに講演会を開催します。心不全とはどんな病気か、どんな症状に注意すべきか、そして日々の生活の中でどのように予防し、向き合っていけばよいかを、より詳しくお話しする予定です。ご興味のある方は是非ご参加ください。
2026年10月号いんぐ
いくわ診療所所長 医師 田中啓太
