

病院でも、診療所でも、地域の訪問の場でも患者さんやご家族にもっとも近いところで、日々悩み、寄り添い、決断を重ねているのが看護の現場です。 この企画では、そんな看護の現場を支えるキーパーソン、「看護師長」たちにリレー形式で登場していただきます。それぞれの師長が看護とどう向き合い、どんな想いで仲間を支え、医療に向き合っているのか。今回は、津生協病院で外来看護師長として活躍されている、なかむらさんです。
津生協病院外来 師長 なかむらさん
地域の皆さまへ ~かかりやすい外来を目指して~
私たち津生協病院の外来には内科・外科・整形外科・小児科があり、17名の看護師と5名の医療クラーク(診療をサポートするスタッフ)が力を合わせて、「かかりやすい外来」を目指しています。
患者さまに寄り添う、あたたかな関わりを
予約で来院される方・救急で搬送されてくる方・検査を受けられる方など、外来は日々目まぐるしく、そのため行き届かない対応等で不快な思いを感じさせてしまっている事があるかもしれません。しかし、不安な気持ちでお越しになる患者さまに、少しでもホッとしていただけるよう、私はまず自分自身がゆったりとした気持ちで寄り添うことを心がけています。そうすることで、少しでも外来に安心感のあるあたたかな空気が広がっていけば嬉しく思っています。
病気だけでなく「毎日の暮らし」も支えるために
当院の外来では、単に診察や検査・治療を行うだけでなく、患者さまの毎日の生活や療養に関するご相談などがあれば、ひとり一人とお話ができるよう心掛けています。「家での生活で困っていることはありませんか」「お薬は無理なく飲めていますか」等の患者さまに寄り添った視点に立ち、お困りごとがあれば院内のソーシャルワーカーやケアマネジャーとも連携しながら安心して過ごせるよう、暮らしへと“つなぐ”看護を大切にしています。
「来てよかった」と感じていただける外来へ
10月からはインフルエンザワクチンの接種が始まり、待ち時間等でご不便をおかけしていることもあるかと思います。それでも「受診してよかった」と笑顔でお帰りいただけるよう、スタッフ一同努めてまいります。
2026年11月号みんなのえがお
いくわ診療所 編集委員会

