花粉症について
花粉症がピークを迎えていますね。この時期はスギやヒノキが猛威を振るい、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみで苦しんでおられる方も多いのではないしょうか。症状を軽くするためには、医療機関での治療と日常生活でのセルフケアを組み合わせることが大切です。
治療方法
医療機関では主に薬物療法が行われます。抗ヒスタミン薬の内服が基本になりますが漢方薬を使用することもあります。症状に応じて点鼻薬や点眼薬を併用することもあります。薬の効果は人それぞれですので自分に合った薬を見つけていきましょう。症状が重い場合には、花粉の成分を少量ずつ投与し体に慣らしていく舌下免疫療法が行われることもあります(当院では扱っておりません)。
市販薬
軽い症状であれば、市販薬を活用する方法もあります。抗ヒスタミン薬の内服薬や点鼻薬、点眼薬などが販売されており、ドラッグストアの薬剤師さんに相談して選ぶと安心です。また、セルフケアとして眼洗浄や鼻うがいを行うと、目や鼻に付着した花粉を洗い流すことができ、症状の軽減につながります。ただし、鼻うがいは市販されている専用の洗浄液や生理食塩水を使い、正しい方法で行うことが大切です。
予防方法
花粉を体に取り込まない工夫も重要です。外出時にはマスクやメガネを着用し、帰宅時には衣服や髪についた花粉を払い落としてから家に入ります。室内ではこまめな掃除や空気清浄機の使用、洗濯物の室内干しなども有効です。適切な治療とセルフケアを組み合わせることで、花粉症の症状を和らげ、日常生活への影響を減らすことが期待できます。
2026年4月号機関紙いんぐ
みえ医療福祉生活協同組合 いくわ診療所
所長 田中啓太 先生


